『しらぬいマーマレード』

川田柑橘園

特徴

 瀬戸内産しらぬいの果肉と果皮を贅沢使用。 広島レモンと洋酒が引き立てる芳醇な香り。 防腐剤・着色料無添加、素材の味をそのままに。

ストーリー

豊町にある住宅地が眼下に広がる、急峻な山の斜面にある柑橘畑。今年で就農5年目を迎える川田康行さんが師匠と仰ぐ、島のベテラン農家宮城秀実さんから引き継いだ大切な畑だ。

医療機器メーカーで営業などの仕事のかたわら、JAが開く初心者向けの講習会に通い農業の基礎を学んできた川田さん。高齢農家が後継ぎを募集していると声がかかったタイミングで、会社から北陸地方への転勤を打診され〝やりたいことをやろう〞と退職を決意。妻さとみさんと〝2人でみかんをつくろう〞と本格的に農家の道を歩むため蒲刈町に引っ越した。

その後、師匠の宮城さんとの縁が繋がり、畑を事業承継、90歳にして身軽に木登りをこなす師匠の元、ノウハウを身につけた。2021年に川田柑橘園をスタートさせるも、不作の裏年で収穫が8割も減り、獣害に悩まされるなど苦労も多かった。出荷が途絶える春から夏の収入を補い、傷ついた柑橘を活かすため、みかんやレモンのジャムの販売もスタートさせた。

現在、極早生、早生、石地みかん、しらぬい(デコポン)、広島11号(マイルド清見)、紅八朔、麗紅、レモンなど品種は多岐に渡り、ジャムも5種類まで増えた。また雹が降り、しらぬいの皮に多く傷がついた際には冷凍カットフルーツ『まるごと。しらぬい』を300個試験販売、2ヶ月で完売し、反響の多さに驚いたという。「正直まだ、農業と加工だけでは経済的に難しい状況ですが、今後は生産規模の拡大と加工品製造の合理化により、将来の担い手となる方へ繋げられるように励みたいと思います」。

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